2013/10/04

THE T.V. DINNERS



THE T.V. DINNERS 
/ ZANKYO + Fuckin' Eternal Romanticists

STIFF SLACK / STSL-83
CD+DVD / 2,000yen (with tax)
2013.11.09 on sale

2000年から2002年に掛けて約2年間という短期間ながら当時体感した多くのエモ~ハードコアユーザーを刺激した名古屋の4ピースエモレジェンド、THE
T.V. DINNERSのディスコグラフィー音源+佐藤良祐監督によるTHE T.V. DINNERSを考察する映像作品の2部構成作品。

ZANKYO (ディスコグラフィーCD)
「ZANKYO」と名付けた5曲という少ない既発曲をリマスタリングして再発、SNUFFY
SMILEから2000年リリースされたNAVELとのスプリット7インチの2曲、2001年に三重のUNDONEとのスプリットテープの1曲、同年売り上げをアフガニスタンへ寄付するという目的で東京の遊動社と共同リリースした2曲入りテープ「FOR
THE PEOPLE IN AFGHANISTAN」の計5曲。初期は英詩、中後期は日本語詩へと変化していく過程の中で次第にポリティカルな一面、バンドの在り方や活動の思想など、オーディエンスへ疑問を投げ掛ける姿勢はインターネット普及前の特有なスタイルで支持を集めた。サウンド面ではMINERAL~BRAIDインフルエンスの泣きメロ+トリッキーギターリフ&変則拍子多用の90'sエモバンドの影響を独自の感性で解釈、とにかくセンス最優先で成立した楽曲、耳に残るメロディー、たった5曲の中に秘められた奇跡的な音源が約10年の月日を経て再び解禁。

tracking list
1.Blind Days
2.Camera&Video
3.残響を残せ
4.地下に生きる
5.愛と退屈の火炎瓶



Fuckin' Eternal Romanticists (ドキュメントDVD)
佐藤良祐監督による映像作品。前身バンドのall outからTHE T.V.
DINNERS、そして現在に至るまでの歴史を、バンド本人と当事者からのインタビュー、ライブ映像を中心に50分の尺で凝縮したドキュメント作品。バンド結成、解散~再生への経緯、周りのバンドへの解釈、バンド内の確執や固執で起こるぶつかり合い、そこまで食い入ったリアルな内容と佐藤良祐の独特な切り口で映像化。未発表曲含むボーナスライブ映像付き。

出演
THE T.V. DINNERS
角張渉 (KAKUBARHYTHM)
山内幸次郎 (CLIMB THE MIND)
冨永秀之 (Navel)
yama (Dancebeach)
新川拓哉 (stiffslack) 他

佐藤良祐(監督)
1983年愛知県生まれ。自身が監督した映画が、東京、名古屋での劇場公開をはじめ、仙台短篇映画祭、シネアストオーガニゼーション大阪、ハンブルグ日本映画祭(ドイツ)など国内外の映画祭で上映。近年では仙台短篇映画祭映画企画オムニバス映画「3.11
明日」に参加。ニッポンコネクション(ドイツ)はじめ国内外の映画祭で上映された。CLIMB THE MIND「給水塔の前で待ってて」MV、ロック墓場「let it hakaba/funky dub」MV、「龍宮ナイトDVD」なども製作。





































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THE T.V. DINNERS 
RE-UNION and CD/DVD RELEASE PARTY

<時と円と描写>

act
THE T.V. DINNERS
NAVEL
Climb The Mind
Dancebeach
THE ACT WE ACT

11/23 (sat) @名古屋今池 HUCK FINN
OPEN 18:00 / START 18:30
ADV. 2,000yen / DOOR 2,500yen (inc. drink fee)

THANK YOU SOLD OUT!!!

*stiffslackへのオンライン受付開始 → order@stiffslack.com まで。 (公演日、お名前、電話番号、複数注文の場合は枚数を併記の上送信ください!公演日当日に会場にて現金交換いたします。ソールドアウトになった場合は受け付けれませんのでご注意ください。)
*返信メールが届き次第受付完了となります。万が一返信が無い場合はお手数ですが再度メールを送信してください。
*キャンセルは一切受け付けませんのでご注意ください。


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コメント/推薦文
拳を振りあげて夢中になったバンド。写真を撮るのを忘れるくらい。
■太田好治(フォトグラファー)


ZZ TOPの「TV DINNERS」が流れる中、ハックのステージ上でセッティングする初ライブの彼らを期待感いっぱいで眺めていたあの日から幾歳月・・・彼らほど「何故この音を鳴らすのか」「何故この言葉を放つのか」「何故この姿勢で臨むのか」を自己に問いかけながら突き進んだバンドを知りません。ただ「楽しい」だけではない「新しい何か」を模索し思案しぶつけ合うことに意義があったあの時代。現在に至る源流として彼らが再評価されることに大きな賛成と喜びを感じています。また現場で逢いましょう。ピース。
田端正樹 (THINK BRIGADE)


TV Dinnersは、僕がMinority Blues Bandをやってた頃、I ExcuseやNavelと一緒によくライブをさせてもらいました。当時は、例の1曲以外は僕らやI Excuseのほうが格好いいなと偉そうに思っていました。(今も)
「はじめての出会いは99年の三重の松坂のライブでかな~。まだALL OUTやってる時でしたね。歳も同世代ってことで、何度も刺激を受けまくりでした。T.Vとの思いではいっしょに四国をツアーしたことです。えいちゃんが作ってくれたツアーポスターは今でも自分の部屋に飾っています(笑)。ライブ以外でも手紙のやりとりをしたり、よっちゃんと競馬に行ったり(笑)、いろいろ遊んだんを思い出します。そんで、10年以上たってまたこうしてつながれるなんて、素敵やん~って思う今日この頃です。また、ぜひライブご一緒したいです。」

■ゴン ジュンコウ / The miscats

2000年初頭からこのシーンに入った僕にとって、最も衝撃を受けたバンドの一つです。
前身バンドall outからT.V.DINNERSへ今思えば両バンド足しても短い活動期間だったかもしれないけど鮮烈な印象として自分の脳裏に焼きついてます。
TV DINNERSがライブで放つ熱量、爆発力は当時のシーンのなかでは群を抜いていました。
早くまたバンドやってよって言い続けてた。伝説でもなんでもないんだよ。
確か99年やったと思うけど、ヘルプのベースプレイヤーとしてT.V.に在籍したことがある。それは、とても半年間とは思えない濃厚な半年間であった。その期間、レコードをリリースしたり初めての土地を演奏して廻ったり、当時まだ多感な十代やった僕には、新鮮で刺激的な出来事の連続であった。しかし、その後の僕の人生、現在に至るまで(しつこく)影響を与え続けている出来事といえば、各メンバー(よっちゃんもやで^ - ^)との「会話」やったんちゃうかな、と思ふ。ライブ会場に向かう車中、深夜のファミリーレストラン、はたまた毎夜の電話口で、互いの意見を交換し、拘り、恥部を露出し、存在を確かめ合ったもんや。今思えば、僕は彼等の「瞬間的爆発力」に惹かれていたのであろう。それが当時、僕等の美徳であったように思ふ。
「再結成」と聞き「まさか」と耳を疑った。一体全体どういう風の吹き回しだってんだい?と、若干狼狽えた。しかし、彼等のことである。「これは何かあるぜ」と、京の小高い丘の上で独りほくそ笑む…。
訳あって1123は参加できませぬが、二回目以降のライブに、そのうち参上つかまつる。ディスコグラフィも良いけど、新曲新譜、超楽しみにしています。
何はともあれおめでとう。また、一緒に演れる日を楽しみにしています。関西にも来てや~!
■シュウ/Balladmen
THE T.V. DINNERSの復活を聞いた夜、NAVELとの7インチを引っ張りだして久しぶりに聴いてみた。単純にカッコ良かったな。僕はレーベルをやってるが正直音楽にそこまで詳しくない。だから当時から直感で好きなバンドだけを見に行っていた。THE T.V. DINNERSもその中の1バンドだった。これは一時的な復活じゃないよね?だってこれから先も見たいから。 ■ふみ/nodevans Records
今ちょうど目の前に一冊の本がある。その本のタイトルは「Our Band Could Be Your Life」直訳すれば「僕たちのバンドは君の人生になった」ってトコだろうか。そんなコトバが今回の物語の主役「T.V.DINNERS」にもしっくりくるように思う。
何と言っても、彼らは最高のライブバンドだった。弦が切れようが、楽器が壊れようが、全力のエネルギーで演奏を続け、最後にはライブ会場の全てを巻き込んでしまう。そんな魅力のあるバンドだった。
「この音に全てを詰め込もう」
そこには愛と笑い、涙と怒りといった等身大以上の「全て」が詰め込まれていたように思う。「Our Band Could Be Your Life」今またT.V.DINNERSというバンドの針が動き出したことが、自分のことのように嬉しい。
…っていうか、また遊ぼな(笑)
■SMD a.k.a セッキスピストル光三郎/TONEDEAF
THE T.V. DINNERSが再始動、10数年前の彼らの燃えるようなライブを経験した人でこのニュースに胸が騒がない人はおらんでしょう?自分もそんな一人です。2本のギターと手数の多いドラムがメロディを埋めていくような、それまでにはどこにも見たことのなかったスタイル。初めて見たときから挑戦的やったけど、当時ベース歴数ヶ月(やったと思う…)のよっちゃんの加入と、彼の経験値糞くらえ的な堂々たる存在感を得るにつれ、ライブも激しくソリッドに、日本語詞も取り入れて、より「伝わる」ことにこだわりを見せた彼らは、同世代の僕たちにとって特別に刺激的な存在でした。また熱くなるなあ。京都や四国でもみんな待ってるよ。
■小野高司/AIWANA



実質解散ライブとなった東京のライブで、友達と作った手書きのボロすぎるファンジンを配ってくれた。
当時好きだった女の子の恋愛相談に乗ってくれた。
インタビューに真摯に答えてくれた。
高校生で、本当に何も知らない自分にもT.V. DINNERSのメンバーは普通に、平等に、僕とも接してくれた。
音、活動はもちろんだけど、一番影響を受けたのはそういった部分かもしれません。
頭の中に浮かんでいる事、感じた事を形にして、表現する。
ポリティカルとかそういった話ではなく、そもそもスタイルどうこうで活動していたバンドでは無かったと思う。
初めてライブを観た時から名古屋市内のライブはほとんど行った。毎回ステージ上で燃え尽きるようなライブだった。
それが本当にかっこよくて。
残響音は今でもずっと自分の中に響いております。
そして、このような形で四人の音が再び世に出る事を本当に嬉しく思います。
T.V. DINNERSに出会えて本当に良かったです。
■五味秀明/THE ACT WE ACT

11年前の彼等の最期を看取った者として、彼等の再生の瞬間も見届けなければならないと思っている。
■Yama/Dancebeach


THE T.V. DINNERS再結成嬉しいすね!!
当時(2001年か2002年)huckfinにライブを観に行き、帰りの車で『残響を残せ』のテープを何回もリピートして聴いた事を思い出します。当時のライブは激しくて、臼田君の危ない雰囲気が印象的でした。THE T.V. DINNERSは、曲の構成力やメロディー、アンサンブル、フレーズやリズムワークまで、とにかく完成度が高い。
そして計算だけでは出来ない部分をしっかり曲に落とし込めている所が凄いと思います。(特に後期は凄い)楽曲だけでなく、衒いなくマイペースにポリティカルな活動を貫く姿勢がとても魅力的で、当時の僕は非常に感銘を受けました。
あれから10年以上経ちますが、今回のリリースを機会に多くの人がこの音源を聴ける事は本当に素晴らしい事だと思います。StiffSlack、、いい仕事するわ。
いやー、久々に聴いてますが、やっぱ最高すね‼
■中野博教/CARD



今回、コメントの話を頂いて、「TV DINNERSのメンバーと出会ったのはいつだっけ・・・?」と思いだしてみた・・。しかし・・・、思いだせない(15年近く前の話なので・笑)。
前身のバンド、ALLOUTがPSC(僕が所属していた大学の音楽サークル)の学園祭に出てくれた時かな~??細かい事は覚えてないんだが・・・(ごめん)、サウンドに一発でノックアウトされた事は覚えている!ツインギターの音の絡み・・・、「リズムギター」と「リードギター」に分かりやすく別れて演奏するのではなくて、「二本のギターで一つの世界を紡いでいく」感じ(メタル的なアプローチでは無く)。でも、きちんと歌モノとして成立していて・・・、メロディーもたまらなく素晴らしい。
その手法と、楽曲のクオリティーの高さにやられました。僕が前にやっていたバンドを結成する時に、一番初めに声をかけたメンバーに「こんな感じがやりたいんだけど」ってCDを持って行って聴かせたもん(笑)。(彼も一発で気にいってくれて、それはとても嬉しかった)
TV DINNERSでもその路線は守りつつ、日本語でより直接的な表現になっていって、そこも良かったね。今回のディスコグラフィーはDVDも楽しみ!、先輩・友人が沢山出ているし(笑)。
もうライブのチケットは手に入れたので、当日はビールと、TV DINNERSのサウンドを楽しむよ!!!
■柴敦之/ allowed

ただこの手のバンドとしては格好が汚めなこともあり親近感を覚えていました。いちリスナーとしては、再結成後のライブや新曲を聴かないことにはコメントしようがない、というのが正直なとこですが、4人並んだ写真を見る限りではみんな心底楽しそうな顔で、期待が膨らみます。期待を裏切らない感じでぜひともお願いします。10年熟成の厚みをぜひとも新曲で聴かせてほしいです。早く対バンしたいです。 
■スポ/What-A-Night's 


「はじめての出会いは99年の三重の松坂のライブでかな~。まだALL OUTやってる時でしたね。歳も同世代ってことで、何度も刺激を受けまくりでした。T.Vとの思いではいっしょに四国をツアーしたことです。えいちゃんが作ってくれたツアーポスターは今でも自分の部屋に飾っています(笑)。ライブ以外でも手紙のやりとりをしたり、よっちゃんと競馬に行ったり(笑)、いろいろ遊んだんを思い出します。そんで、10年以上たってまたこうしてつながれるなんて、素敵やん~って思う今日この頃です。また、ぜひライブご一緒したいです。」
■ゴン ジュンコウ/the miscats


音を出すにあたっての真摯な姿勢やその大本にある気持ちの強さ、それがとてつもない熱量になって表面化するライブ、あの音像に加えてそういった「芯」と「熱」を両方持ち併せていた、文字通り稀有なバンドでした。
ディナーズのことを知らない、音を聴いたことがない、ライブを観たことがない人達が、今回をきっかけに彼等の「芯」と「熱」を改めて感じられるというのはとっても素敵なことだと思います。で、昔からの人達は(僕含めて)みんな泣きながら拳挙げてるんだろうなぁ。
■西崎 紘史/ex.Comoleva, fountain of rich aroma

何よりライブを観た時の衝撃が大きかった。当時のライブを思い出そうとしたらすぐに場面が浮かんでくる。
この度のリリースを機にライブもあるということであれから10年くらい経ったけどまたみんなに逢えることを楽しみにしてます。
■千葉智紹/SET YOU FREE 

あの衝撃は今でも鮮明に僕の心に刻まれています。
ディスコグラフィーCD発売おめでとう。
今後の活動も楽しみにしています。
■渡辺/THREE MINUTE MOVIE

○○に影響うけた?○○を通過した?○○な精神を持っている?○○なバンド…
そんな事は知らん!!!
ワタクシが彼らを知った時、彼らは紛れもなく「その中」に居た。故に音も言葉も姿勢も「その中」のモノ。ワタクシの目にはそう映った。
今は細分化され過ぎている。今回の音源、願わくばそういう人達の手にも渡って欲しい。PUNX達の手に。
TV Dinnersお帰りなさい!
■榊原ギバラ基行/substitute・THINK BRIGADE ・ex-blue ray dance

今から17年前、僕とえいちゃんはGOGOHEAVENという恐らく本人達の記憶のずっと奥の方でしか存在しないNIRVANAやRANCIDのコピーバンドをやっていました。
エキセントリックで繊細な音像。断片を縫うように繋ぐテクニカルなドラミング。「テレビをぶち壊せ‼」って叫んだと思えば、時折賛美歌のように心に響く壮大なメロディ。で、優しいんですよ。メンバーの人柄も音楽も。
10代の頃のえいちゃんはT.M.Revolutionに似ていたことからレボレボと呼ばれていました。
時が経ち、allout~THE T.V. DINNERSで演奏するえいちゃんをなんだか悟空を見るクリリンの気持ちで見ていました。
喧噪に包まれたHUCKFINNの空気が一瞬で変わるあの感じ、今でもよく覚えています。
追いつきたくて追い越したくて嫉妬した時期もありました。
それくらい僕にとっては衝撃だったし悔しかったしそれ以上に大好きでした。
擦り切れてしまった7インチと伸び切ってしまったデモテープにしばしの休息を与えてくれたstiffslackに盛大な拍手と敬意を。
■柴山順次/ONE BY ONE RECORDS、2YOU MAGAZINE

とにかく斬新で鮮烈。観るたびに驚きと感動を与えてくれる、頼もしい先輩でした。「もうやらないんかなあ〜」って心のどこかで気になってたので(新川さんに会うたび聞いてた気がする笑)、今回の再始動はめっちゃ嬉しいです。
当時僕がAMOKというバンドで共演させてもらった時はめちゃくちゃ緊張したなあ…。まだ自分が高校生の頃、ALL OUTのライブを観た時から憧れてたバンドでしたから。そして幸運にも東京でのライブを一緒に観に行かせてもらって。確かあれがT.V.DINNERSとしての最後のライブだったはず。"NAGOYA strikes KOUENJI"という、高円寺20000Vでの企画。Beryneck、NICE VIEWも出てて。言いたくないけど懐かしい。もう10年以上も経ってしまったか。修学旅行の100倍は印象深いです。
追記ですが、T.V.DINNERSの後に活動してたTRUSもホントかっこいい‼友だちが録音したライブ音源のMDをよく聴いてます(勝手にごめんなさい笑)。
11/23のライブが楽しみです。あの日と今を繋げに行きます。GO!!
■寺田亮太/ THE ANCHORS

1999~2002年頃も僕は太ってた。
2013年の今も太ってる。
何にも変わらない、きっとTHE T.V. DINNERSも。
THE T.V. DINNERSをまた聞けるんだ、LIVEも見れるんだ、そんなうれしい気持ちにさせてくれてありがと。
メンバーの皆ともまた遊びたいね!
ここからはじまる新曲たのしみにしてるよ~☆
ありがとう。
■西井 睦/ex maverick troop、 旅団


僕の音楽人生に一つの方向性を示してくれた存在、the T.V.DINNERS。以前やってたmuleというバンドで初めて企画を行なった時、勝手に共鳴するものを感じ真っ先に誘って出演してもらいました。今思うとその日を境に、自分の活動のビジョンというものが加速度的に明確になっていった気がします。
破滅的な衝動と知的なアプローチが混在する楽曲。なのにどこか可愛げのあるポップなメロディライン。演奏は決して上手いとは言えないけど、研ぎ澄まされた瞬間の爆発力で一気に懐に入ってくるようなライブ。危うそうなのにぶれないバランス感覚。同世代ではあるが僕にとってバンドのあるべき姿がそこにありました。
嬉しいこと楽しいことから、生きていく上での様々な矛盾やら何やらを魂込めて一つ一つの言葉や構成音に収束させていくのが僕にとっての、多分全ての人にとっての音楽だと思っています。作り手もリスナーも、スタイルも関係なく。
短い活動期間の間に凄まじいエネルギーで、一つの明確な「在り方」を体現してみせた貴重なバンドであったこと、僕は今でも忘れていません。
解散から10年以上、ついに彼らのディスコグラフィが発売。そして再結成。若かりしあの日とは違う部分も絶対あると思います。でも好きなことであれば続ける、辞めないこともバンドの一つのあるべき姿。今だからこそ体現できる新しいthe T.V.DINNERSの「在り方」に思いを馳せながら、僕も負けじと自分の「在り方」を鳴らして行こうと再認識しています。
■ism rockfield /NAMiDA

THE T.V.DINNERS!CIGARETTEMAN去りし後の名古屋にて、THE T.V.DINNERSの前身バンドallout時代からNAVELの活動に共感してくれ、splitリリースやライブ等行動を共にしていた愛すべきバンド。当時(今もか)名古屋で完全に浮きまくった存在であった私達に彼等の登場はどれ程心強かったことか・・・まぁ、ツアー中に可愛らしい彼女さん達をバンに同乗させた時は「つつつつぶしてやる.....」とNAVEL一同嫉妬の炎で細かく震えましたが。
来日したバンドのツアー・サポート等、NAVELがライブ企画をする時は必ず彼等にも声をかけて出演して貰っていたけど、海外のバンド達もTHE T.V.DINNERSのライブを観た後は「今のバンドは何だ! ?」と驚愕していたことを想い出します。正直なところ、ライブは"シンガロングで激盛り上がり!"というバンドではありませんでした。だけど彼等は、その純朴な風貌に反する凄まじい激情で観衆や共演バンドをひたすら圧倒しまくっていただけなのでした。

彼等は、ある人にとっては"emo"なのかも知れませんしある人にとっては"ポリティカルな姿勢がカッコイイ"バンドなのかも知れません、そして最早伝説の存在となっているバンドなのかも知れません。だけど私にとって彼等は、今も昔も単にPunkバンドであり、フツーの気のいいアンチャン達が奏でる素晴らしいR'n'Rであります。四人の大好きな音で、胸一杯の想いを何とか表現しようとして、収まり切らなくて溢れ出させながら演奏してた等身大のバンド。でもだからこそ、あの時NAVELは彼等と同じ場所で同じ時間を過ごしていたのだと思います。
CD&DVDリリースおめでとう!再び一緒にライブが出来ることになり感激しています。そして何より、THE T.V.DINNERSのライブを沢山の人が観ることになりそうで心より嬉しく思い ます。
■冨永 秀之 / NAVEL

今、TVの曲を聴いている。
目を閉じると、10数年前の光景がまぶたの後ろに映し出される。 何度かステージを共有したが、いつも彼らにジェラシーを感じた。 彼らは、僕の着ていたシャツにジェラシーを感じていた...と思う(笑) そして、今久しぶりに聴いても全く色褪せる事のない楽曲。 そう、色褪せる事は絶対にない、ここに収録されている全ての曲に 彼らの熱い感情が込められているから。 そして、いつの時代でも同じ気持ちを持つ人間がいる限り、 求めている人間がいる限り、彼らの曲は輝き続ける事だろう。 昔と同じ気持ちが湧き出てきたのか、また彼らは音を奏でるそうだ。 いろいろと経験してきた数だけ、昔よりも深みのある演奏を聞かせてくれるだろう。
■辻垣内 滋宣 / ex-dead winter forest, xBRIGHTx

本当に夢中にさせてくれたバンド。
前身バンドのalloutを初めて聴いた時の衝撃を、
ずっと更新し続けてくれた。
■町田宗弘 / NSSGRAPHICA

当時、ガラスの十代だった僕は、出会った瞬間に粉々に割られました。その破壊力たるや、僕のゲームセンターのパンチングマシーンランキング一位が、十年以上も経つ今もなお破られておりません。
■山内幸次郎 /Climb The Mind